タクシーの面接に行く
ついに60歳となり定年退職した。
たいした資産もないので、遅かれ早かれ生きるか死ぬかの選択に迫られることになると考え、早速、仕事探しを始める。
妻に月額いくら必要かと聞けば、45万円!
との答えが返ってきた。
マジで⁈
夫婦で家計を見直す作業に入る。
携帯電話を格安キャリアに変更、保険の解約、食費削減、ゴルフプレイ削減、ケーブルTV解約、NHK解約、etc。
で、35万円まで削減できたが、まだまだ多い。
結婚して以来、家の財布は妻が握っていたので、お金にはついつい無頓着だった自分を後悔してしまった。何故、貯金が0だったのかやっと理解できた。
非常にやばい状況の中、あれこれ考えたのち、タクシー会社の説明会&面接に行く。
説明会と称して、会社情報、業務システム、及び賃金体系の説明をされたのち、面接と称し、血圧は大丈夫ですか?タバコは吸いますか?と質問されたぐらいであっさりと終了。
この年末時期は自動車教習所が満員なので約2ヶ月待ちの状況らしい。
よって、2ヶ月後以降に教習が終了しさらに運転免許試験場で学科をパスして2種免許を獲得した段階で入社の運びになるとのこと。
うちで働いていただけますか?と訊ねられたが、一旦、こちら側の返事を保留にし、明日にもう1社タクシー会社の説明会に行き話を聞いてから決める事にした。
別に天秤に掛けている訳ではなく、合わずにすぐ辞めてしまうような事になれば迷惑をかけてしまう。
とにかく、家計を更に見直し、新たな仕事を得て、健康や体力を維持しながら、この先、この日本を生きていかねばならないのです。
つづく