たそがれ日記

人生の黄昏時の独り言

タクシーの面接に行く

ついに60歳となり定年退職した。

 

たいした資産もないので、遅かれ早かれ生きるか死ぬかの選択に迫られることになると考え、早速、仕事探しを始める。

 

妻に月額いくら必要かと聞けば、45万円!

との答えが返ってきた。

マジで⁈

 

夫婦で家計を見直す作業に入る。

 

携帯電話を格安キャリアに変更、保険の解約、食費削減、ゴルフプレイ削減、ケーブルTV解約、NHK解約、etc。

で、35万円まで削減できたが、まだまだ多い。

 

結婚して以来、家の財布は妻が握っていたので、お金にはついつい無頓着だった自分を後悔してしまった。何故、貯金が0だったのかやっと理解できた。

 

非常にやばい状況の中、あれこれ考えたのち、タクシー会社の説明会&面接に行く。

 

説明会と称して、会社情報、業務システム、及び賃金体系の説明をされたのち、面接と称し、血圧は大丈夫ですか?タバコは吸いますか?と質問されたぐらいであっさりと終了。

 

この年末時期は自動車教習所が満員なので約2ヶ月待ちの状況らしい。

よって、2ヶ月後以降に教習が終了しさらに運転免許試験場で学科をパスして2種免許を獲得した段階で入社の運びになるとのこと。

 

うちで働いていただけますか?と訊ねられたが、一旦、こちら側の返事を保留にし、明日にもう1社タクシー会社の説明会に行き話を聞いてから決める事にした。

別に天秤に掛けている訳ではなく、合わずにすぐ辞めてしまうような事になれば迷惑をかけてしまう。

 

とにかく、家計を更に見直し、新たな仕事を得て、健康や体力を維持しながら、この先、この日本を生きていかねばならないのです。

 

                  つづく

沈没するパチンコ業界について

私が40年以上関わってきたパチンコ業界の衰退について、その原因と考えられるものをまとめてみました。

 

パチンコ業界の衰退の原因とは?

 

パチンコはかつて日本の代表的な娯楽の一つでしたが、近年はその人気に陰りが見えています。パチンコ業界の市場規模は、1990年代に約30兆円だったのが、2018年には約20兆円まで減少しました。また、パチンコホール数も約1万8000店だった1995年以降、減少傾向が止まらず、2018年には1万店を割り込み2023年現在では8000店程度と思われます。

 

では、なぜパチンコ業界は衰退しているのでしょうか?その原因として考えられるものを、以下に挙げてみます。

 

1. 遊技台に対する規制の強化

 

パチンコ業界が衰退した最大の理由は、遊技台に対する度重なる規制です。特に、単位時間あたりの出玉数を大幅に減らすように求められた規制は、パチンコの魅力を損ないました。この規制では、「大当たり出玉数の上限を、以前よりも大幅に少なくする」「4時間で得られる出玉は、5万円以下」という内容が定められました。これにより、パチンコで大きく勝つことが難しくなり、打ち手の射幸心や満足感が低下しました。

 

また、確変継続率やイベント、等価交換や広告・宣伝などに関しても、厳しい規制がかけられました。これらの規制は、パチンコのギャンブル性を低下させて健全化させる目的で行われましたが、逆に打ち手の興味やモチベーションを奪ってしまったと言えます。

 

2. 娯楽の多様化

 

パチンコ業界が衰退したもう一つの理由は、娯楽の多様化です。スマートフォンタブレットPCを使ったネット関連の娯楽が充実し、それに消費者達を取られてしまいました。例えば、ソーシャルゲームや映像作品系のサブスクリプションサービスなどは、パチンコと同じくらい運要素や映像演出が重要な娯楽であり、客層が被っています。これらの娯楽は自宅で手軽に楽しめる上に、費用も安く済むため、パチンコよりも魅力的に感じる消費者が多くなっています。

 

また、オンライン式で手軽に賭けることができる公営ギャンブル競艇・競馬・競輪など)も、パチンコ業界にとって強力なライバルです。これらは公営ギャンブルであり、国にとっては貴重な税収入源であるため、パチンコほどは規制が強くないため、消費者達にとっても「規制が緩くて、勝ちやすく儲けやすい」と好まれやすくなります。

 

3. コロナ禍の影響

 

パチンコ業界が衰退したもう一つの理由は、コロナ禍の影響です。新型コロナウイルスの感染拡大にともなう社会での様々な混乱は、パチンコ業界にも大きな打撃を与えました。パチンコ店は感染リスクがかなり高くて危険な場所であると、多くの人達に認識されるようになりました。密閉・密集・密接の3密が避けられない環境であり、換気や消毒が不十分であることも多いからです。(もちろん、店内換気の設備に充分なお金をかけた店舗もみられます。)また、緊急事態宣言や自粛要請などの政府や自治体の対策により、パチンコ店は営業時間を短縮したり、休業したりすることもありました。これらのことで、パチンコ店に足を運ぶ消費者が大幅に減少しました。

 

まとめ

 

かつて隆盛を誇ったパチンコ業界は、規制や娯楽の多様化、コロナ禍などの影響で、かつての勢いを失っています。今後もパチンコ業界がどのように変化していくのか、引き続き注目していきたいと思います。

タイフーンで誰が儲かる?

9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますが、朝夕は少し気温も下がって秋の接近を感じます。

猛烈な勢いの台風が沖縄に接近しているらしく、今後は中心近くの最大風速が70メートルまで発達するとお天気おじさんがTVで言ってました。

筆者も20年ぐらい前まで頻繁に海でサーフィンを楽しんでいましたが、当時も年々海水温が高くなっているのを肌で感じ、何とも言えない恐怖心に包まれてしまったのを思い出します。

というのも、海に行った時には毎回、自転車に乗って晩御飯のおかずの魚を釣りに来るおじさんに、「にいちゃん!今日の海水温は昨日と比べてどや?」と尋ねられ、報告するのがいつものルーティンになっていたことから、その”魚釣りおじさん”のおかげで海水温には人一倍敏感になっていました。

”魚釣りおじさん”曰く、「海水温で魚の生息場所が変わってまうのや~」らしい。

それ以来、いつかこの辺りの海も熱帯魚やウミヘビが泳ぎ始め、人喰いサメが徘徊しだし、四季がなくなって雨季乾季となり、スコールが降って、猛烈タイフーンに襲われ、海岸はマングローブの森に囲まれてしまうのだな、と、心配性な私は将来を危惧するようになってしまいました。

当時の私は日本が東南アジアみたいになってむしろ良いかも。と、考える余裕もありませんでした。

今ではむしろ、「熱帯地方の国々のように、無駄なことはせずにゆっくりと自分と家族と仲間の為に大切な時間を使おうよ。」と、すっかり考えも変化してしましたが…。

話は戻って、今回の台風の件ですが、最大風速70メートルが今後は普通になってくるのではないかと勝手に思っております。

風が吹けば桶屋が儲かる”ではないですが、そのようなゾーンに日本が入って来るとすれば、”桶屋”の代わりに誰が儲かるのでしょうか?

未だ妄想は尽きません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブックオフの買取サービス

 

今日、ブックオフで要らなくなった本を買い取ってもらいました。

 

店頭に持ち込んだ99冊の内、買い取ってもらったのは全部で58冊。そして、その買取価格は4345円でした。

 

ちなみに、ブックオフの宅配買取サービスを利用すればいくらになったのかを事前にブックオフホームページの買取価格検索で調べたところ3588円でした。

 

差額の757円をどのように見るかですが、車での行き帰りに40分、買取査定待ちに1時間10分、の計2時間弱を要したのを考えれば次回は宅配買取サービスを利用すると思います。

 

というのは、私の場合、差額よりもむしろ待ち時間のストレスが問題でした。

 

他の用事を済ませようと、買取カウンターで本を預けた際、店員さんに、「1時間ぐらいしたら戻ってきます。」と、伝えたところ。

店員さん曰く、「店内にてお待ちいただくのが基本となっております。呼ばれた際におられませんと後ろの方を優先させていただきますので戻られた時にも買取査定が完了していない場合がございます。ご了承ください。」

 

なんのこっちゃ?

 

おそらく、バイトだと思うので多くは望みませんが、対応に全くヒューマンを感じないのはどうかなと。

 

確かに彼らは皆真面目に業務をこなしておられました。買取をしながら販売をし、陳列をし、POPの貼り付けまでもこなしておられました。

 

が、誰が現場のリーダやねん?なんとかせんかい!

 

みんな平等に業務をこなす。それはそれでよかろう。

 

でも、効率が悪いねん!

 

結局、待ってる間はずっとイライラしておりました。

 

これなら、液晶画面でAIが受付対応する方がずっといい。好きなアイドルを選択できればなおさらです。

 

そして、その選択可能のアイドルに液晶画面の向こうから、「お客様の為に頑張って買取査定をしております間、店内でお客様にピッタリな掘り出し物が見つかるといいね。買ってくれるなら値引きしてあげるね。」

 

イライラしながらも、こんな妄想をしておりました。

 

ほんと、自分自身も人間の器が小さくて嫌になっちゃいますが…

 

 

 

緊急事態宣言下でのパチンコ店

今年のゴールデンウィークは予想していたよりも客が多かった印象があります。原因としては緊急事態宣言で他に遊びに行くところがなく仕方ないからパチンコでも行こかみたいな感じでしょうか。天気の悪い日がやや多かったのも一因かもしれませんが。パチンコ屋さんからすれば期間中はしっかり稼げたと思います。

 

緊急事態宣言での休業要請があったにもかかわらずほとんどのパチンコ店が無視していました。昨年同時期、緊急事態宣言による休業要請に従って約一月近く休業した結果、約2割のお客さんが戻って来なかった経緯を見るとそれもそのはずでしょうね。死活問題ですからね。

 

コロナの重症化リスクが高いはずの高齢者が寄ってたかってパチンコ打っている姿を見るとなにか恐ろしさを感じてしまいますが、当の本人たちは喜びを感じる為やって来るので仕方ありません。以前、パチンコ店ではたばこを吸う人が多かったので店内に少しいるだけで衣服にたばこの匂いが染みついてしまったのですが、受動喫煙問題等でパチンコ店も店内換気に力を入れたおかげで比較的空気循環は効いています。よって、お店側としては換気は十分なので安心してお越しくださいとの事らしい。

 

今のパチンコ業界は、他にやることがない中高年たちが日課のごとくフラフラとパチンコ店に訪れ、これまた他にやることがないパチンコ店側とがお互いに惰性で毎日をやり過ごしているその繰り返しのように思えます。そして、これまでの傾向であった業界の若者離れがコロナ禍によって加速することは避けられないような気がするので、今後は残された中高年主体の客層から如何にしてマネーを絞り取るかということが業界の唯一のテーマとなるのでしょう。

 

もはやかつての勢いは無くなり、目先のことしか考えられなくなってしまった業界に明日はあるのでしょうか?40年間この業界に関わってきた者としては寂しい限りです。航空機をチャーターし海外リゾートでゴルフを楽しむような時代はもう二度と訪れることはないでしょう。