たそがれ日記

人生の黄昏時の独り言

タイフーンで誰が儲かる?

9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますが、朝夕は少し気温も下がって秋の接近を感じます。

猛烈な勢いの台風が沖縄に接近しているらしく、今後は中心近くの最大風速が70メートルまで発達するとお天気おじさんがTVで言ってました。

筆者も20年ぐらい前まで頻繁に海でサーフィンを楽しんでいましたが、当時も年々海水温が高くなっているのを肌で感じ、何とも言えない恐怖心に包まれてしまったのを思い出します。

というのも、海に行った時には毎回、自転車に乗って晩御飯のおかずの魚を釣りに来るおじさんに、「にいちゃん!今日の海水温は昨日と比べてどや?」と尋ねられ、報告するのがいつものルーティンになっていたことから、その”魚釣りおじさん”のおかげで海水温には人一倍敏感になっていました。

”魚釣りおじさん”曰く、「海水温で魚の生息場所が変わってまうのや~」らしい。

それ以来、いつかこの辺りの海も熱帯魚やウミヘビが泳ぎ始め、人喰いサメが徘徊しだし、四季がなくなって雨季乾季となり、スコールが降って、猛烈タイフーンに襲われ、海岸はマングローブの森に囲まれてしまうのだな、と、心配性な私は将来を危惧するようになってしまいました。

当時の私は日本が東南アジアみたいになってむしろ良いかも。と、考える余裕もありませんでした。

今ではむしろ、「熱帯地方の国々のように、無駄なことはせずにゆっくりと自分と家族と仲間の為に大切な時間を使おうよ。」と、すっかり考えも変化してしましたが…。

話は戻って、今回の台風の件ですが、最大風速70メートルが今後は普通になってくるのではないかと勝手に思っております。

風が吹けば桶屋が儲かる”ではないですが、そのようなゾーンに日本が入って来るとすれば、”桶屋”の代わりに誰が儲かるのでしょうか?

未だ妄想は尽きません。